こんにちはヤコマです。
「資格持ってた方が転職に有利?」
「資格ないと転職できない?」
こんな悩みにお答えします。
結論から述べると
転職に資格は不要です。
では解説していきます。
目次
1.転職に資格は必要ない
冒頭でも書いたように転職に資格は必要ありません。
また、資格を持っているからといって転職が有利になるわけではありません。
①経験は資格に勝る理由
転職や自分のキャリアを考えたとき、
資格取ろうかな?
と考える方も多いのではないでしょうか。
僕も資格取得を考えた時期がありましたが、資格を取得しても仕方がないことに気が付いて無駄な時間を費やすのをやめました。
もちろん、自分がやりたいことに資格が絶対必要、自分のキャリアを形成するために資格が必要という場合は別ですが、
転職という点において資格は必要なものではありません。
例えば、
資格を取得したとしても、その資格を使った仕事をしなければ資格をもっていない人と変わりませんし、自分の仕事と全然関係ない資格をもっていたとしても意味はありませんよね?
就活を控えた学生がよく簿記や宅建を取得しようとしているのを見かけますが、資格取得に時間を費やすのであれば、自分をアピールするトークスキルの向上やエントリーシートに時間を使った方が有意義だと思います。
転職で重要視されるのは今までの仕事で得た「経験」です。
「経験」は資格に勝るといっていいでしょう。
何の経験もなく資格だけ持っている人と、経験豊富で資格がない人だったらどちらが即戦力になるか一目瞭然ですよね?
資格勉強のために今の仕事を適当にやっている人は、資格勉強ではなく今の仕事に全力で取り組むことをオススメします。
②資格が必要な求人は競争率が高い
資格が要求される求人は競争率が高いと考えています。
資格をもっている人は少しでも自分の資格をアピールしようとして資格保有者を募集している求人に殺到しますので必然的に競争率が高くなってしまいます。
資格保有者同士が競合すると、当然経験豊富な人の方を採用しますよね。
このことからも資格よりも経験が重要であることがわかると思います。
③採用担当の視点から考えよう
皆さんが採用担当者になった場合を考えてみましょう。
採用を考える理由はいろいろありますが、主に
・辞めた人の補充
・単純にマンパワーが不足している
・これから事業を拡大するための増員
が考えられると思います。
ここで全てに共通するのは「即戦力」または「即戦力になり得る」人を求めているということです。
求められているのは上記でも解説しましたが、「資格」ではなく「経験」です。
すぐに仕事を覚えてもらって業務をやってほしいのに、全く経験がなく育成に数年かかる人を採用担当者は求めていません。
もちろん資格をもっていて経験があれば最強ですが、いつとれるかわからない資格の勉強に時間を費やすのは時間の無駄ですよね。
その資格が本当に必要というわけではないのであれば、今の仕事を全力でこなして「即戦力」となれる経験を積んだ方が簡単だと思います。
資格は絶対取れるものではないですからね。
睡眠時間を犠牲にして、資格勉強に費やしたあげく、資格がとれなかった。
睡眠不足が原因で仕事に支障をきたしてまともに仕事ができなかった。なんてことになれば元も子もありません。
2.資格よりも自分を売り込む力を鍛えよう
転職には経験が大切という話をしてきました。
ここでは資格勉強をするよりも転職の成功確率をあげるスキルについて解説していきます。
資格よりも役に立ちますのでぜひこちらを鍛えてみてください。
転職の成功率をあげるスキル・・・それは
「自分を売り込む力」です。
自分を商品としたセールストーク、プレゼンともいえますね。
いくら経験があってもその経験をアピールすることができなければ相手に伝わりません。
本当はすごい優秀な人なのに、セールストークが下手であるばかりに仕事ができない人にみられてしますこともあります。
「営業やったことないんだけど」
という方もいるでしょうから、セールストークを鍛える方法について考えていきましょう。
鍛える方法といっても特別なことをする必要はありません。
例えば、自分が使ってみてよかった商品を友達や職場の人に紹介する場面を考えてみてください。
自分が使った商品がとてもよかった場合、その商品について詳しく調べたりしますよね?
また、実際に使っているわけですから、自分なりにその商品についての感想をもっているはずです。
これを応用してみましょう。
今自分が担当している業務内容を書き出してみてください。
そして、各業務内容について自分がどれぐらい知識をもっているのか、どれぐらい自分が件数をこなしたのかを考えてみてください。
それが今の自分の「経験」です。
自分がもっている「経験」を理解することがセールストークを鍛える第一歩となります。
自分の強みを理解していなければ、ただ面接で話しても薄っぺらくなってしまいますから。
自分の「経験」を理解したら、次はそれを「自信」をもって話す練習をしてみましょう。
実際に友人に練習相手になってもらうのでもいいですし、それが難しければ転職エージェントを活用するのも手です。
転職エージェントでは面接対策を無料で行なってくれますので、自分がちゃんと話せているかをチェックしてもらってください。
転職エージェントは転職活動を無料でサポートしてくれますので、面接対策以外でも役に立ちます。
DODAやマイナビ等、とりあえず登録してみることをオススメします。
僕も転職活動の際は、複数の転職エージェントに登録して、自分がちゃんと話せているかをチェックしてもらいました。
面接対策は希望すれば何回も受けることができます。練習すればするほどしっかり話すことができるようになると思いますので、遠慮せずにバンバン利用しましょう。
転職サイトに掲載されていない【非公開求人】の紹介を受ける方法は?
一つ気をつけてほしいことがあります。
「自信」をもって話すことを心がけると言いましたが、それが行きすぎると相手に「偉そう」とか「バカにされている」という心象を与えてしまう可能性があります。
「自信」をもつことは大切ですが、あくまでも自分は使える人間ですよとアピールする程度にとどめて、
「私こんなことできるの、すごくない?」
みたいなことにはならないように注意してください。
この辺のニュアンスは難しいと思いますので、転職エージェントを活用して、自分の話し方が大丈夫なのかチェックしてもらいましょう。
3.さいごに
転職に大切なのは資格ではなく、経験であること
経験を理解し、それを自信をもってアピールすること
だとわかっていただけたと思います。
もちろん資格をとることを否定しているわけではありませんし、自分がやりたいことに資格が必要であればぜひ取得してほしいです。
しかし、資格をとることにとらわれて今の仕事から学べることをないがしろにすることは避けた方がいいです。
ではまた
最近のコメント