資格取得に予備校は必須か?資格取得を独学で実現する方法

こんにちはヤコマです。

「資格とりたいけど、予備校いった方がいいかな?」

「お金ないから独学で頑張りたいけどいける?」

こんな疑問にお答えします。

僕の簡単な経歴を紹介すると、

大学在学中に司法試験予備試験に合格しています。基本的に独学で予備校には通っていませんでした。

今回は資格をとりたいけど、独学でやるべきか予備校に通うべきか悩んでいる方に、僕の経験を踏まえて解説していきます。

目次

1.独学で資格を取得することは可能か

①独学は一人で勉強することではない

②独学で資格をとるためにやるべきこと

2.予備校の利用方法について

3.さいごに

1.独学で資格を取得することは可能か

結論からいうと

独学で資格を取得することは可能です!

それでは解説していきます。

①独学は一人で勉強することではない

予備校にもいかず、誰にも頼らず自分の部屋や図書館にこもって勉強することを独学と思っている方も多いのではないでしょうか。

僕が思うに、

「独学」とは自分が主体となって自分で積極的に勉強すること

を指していると考えています。

独学で勉強しようとする人は「独学 おすすめ テキスト」で検索する人が多いのではないでしょうか。

しかし、本を読んでいるだけでは資格をとることはできません。

今は、いわゆる予備校以外にも、動画や勉強アプリなどのツールが無限にありますので、それらを活用して自分で積極的に勉強することができますよね。

例えばTOEICなら「スタディサプリ」が有名ですし、英語以外の資格であれば資格スクエア等のネットスクールがありますね。

勉強の進捗状況が確認できますし、動画で授業を受けたり、わからないところをチャット等で質問することができますので、独学で勉強しようと考えている人は試しに利用してみてもいいかもしれません。

料金も月額数百円から数千円程度なので予備校に通うよりはるかに安いのでオススメです。

まずは「独学」の意味をしっかりと理解してください。

②独学で資格をとるためにやるべきこと

(1)目的を明確にする

独学で資格をとろうと考えたとき、最初に何を考えますか?

おすすめのテキスト、資格をとるために必要な勉強時間・・・等を考えると思います。

もちろん、勉強方法について考えることも大切ですが、それ以上に「資格をとる目的」を明確にしてください。

その資格はなんのためにとろうとしていますか?

仕事のためでしょうか、就活のためでしょうか、あるいは自己啓発のためでしょうか。

資格取得の目的は様々だと思いますが、「自己啓発」のような目的で資格をとろうとしている人は資格取得を考え直した方がいいと思います。

仕事のためや就活のために資格をとろうとする人には明確な目的があります。

就活を有利に進めたい、できる仕事を増やしたいとかですね。

しかし、自己啓発を目的としている人には明確な目的がありません。

つまり、資格をとること自体が目的になってしまっているのです。

資格をとることはゴールではありません。

資格をとることが目的となっている人は一部の人をのぞいて、途中で挫折してしまいます。

資格取得をあくまでもツールと捉えて、その先に目標がある人の方が資格勉強を効率的に集中してすることができると考えています。

自己啓発で資格をとろうと考えている人は、資格勉強に時間を使うよりも外に出ていろんな経験を積んだ方が人生が豊かになるでしょう。

まずは自分がなぜその資格をとろうとしているのかを明確にしてください。

では次に何をすればいいでしょうか。

(2)身近に質問できる人を作る

身近に自分がとりたい資格をもっている人はいますか?同じ資格をとろうとしている友人はいますか?

資格をとろうと決めたら、身近にその資格をもっている人を探してください。

資格をもっている人がいたら、割とイージーモードです。

例えば、勉強していてわからないところがあったら皆さんならどうしますか?

・ネットで検索する

・本で調べる

・予備校にいく 等が考えられますね。

一番早いのは資格をもっている人に聞くことです。

LINEで聞けばすぐに答えてくれますからね。

ネットで検索してもいいですが、なかなか回答がでてこなかったり、自分が欲しい回答がなかったりと調べている時間がもったいないですから、身近に解説してくれる人がいれば時間を短縮することができます。

一方で同じ資格をとろうとしている友人は必須ではありません。

もちろん、同じ資格をとろうとしている友人がいれば、勉強の状況やわからないところを教えあったりして理解を深めることもできるかもしれません。

しかし、自分だけ資格をとってしまったりすると友人との関係が悪化することにも繋がりますし、友人に依存しすぎてしまうと友人の勉強状況が気になって自分の勉強に集中できないといった弊害もあります。

適度な関係であればいいですが、「一緒に資格とろうね」みたいなことを言ってくる友人は作らない方がいいでしょう。

(3)資格勉強の期間

資格勉強の期間はできるだけ短くするようにしてください。

資格をとるための試験には基本的に年齢制限はないと思いますが、あまり長期的に計画を立ててしまうと、お金と時間が膨大に奪われていきますので人生を無駄にしてしまうことにもなりかねません。

資格をとると決めたら、1年以内にとろうと短期的な期間を決めて勉強してください。

※一部難関な試験は例外ですが

2.予備校の効率的な利用方法について

繰り返しになりますが、独学で資格をとることは十分可能です。

しかし、予備校の利用は避けて通れません。

ここでは予備校の効率的な利用方法について解説していきます。

「予備校」と聞くと、高いお金を払って毎日授業を受けにいくみたいなイメージがあると思います。

まずはこのイメージを捨てましょう。

予備校に通う必要はありません。

予備校にはもちろん週3~4回通って授業を受けるという講座もありますが、科目別に講座があったり、模試だけを受けることもできます。

予備校の効率的な利用方法は、

模試と自分の苦手な科目の講座のみをピンポイントで利用することです。

まず模試は間違いなく受けた方がいいです。

似たようなものとして、過去問や問題集に付属している模試がありますが、予備校で受ける模試には劣ると思います。

過去問や問題集に付属している模試はどういう環境で解くでしょうか。

一人で自宅でやりますよね?

本番は他の受験生と同じ場所で大きな会場でやります。

解く環境が全然違いますね。

一人でやれば誰にもじゃまされずに集中してやることができると思います。

しかし、一人で近くにスマホやパソコンがある状況でといた場合、試験時間を正確に測ることができなかったり、スマホで答えをみてしまったりと自分の実力を正確に知ることができない可能性が高いです。

予備校の模試では本番と同じ状況で試験を受けますので自分の今の実力を正確に知ることができます。

※模試にも様々なものがありますので絶対ではありませんが

模試はこのように自分の実力を正確に知ることができますので積極的に利用しましょう。

繰り返しになりますが、予備校はピンポイントで利用するのがベストです。

もちろん時間とお金に余裕がある人は通学という選択肢を検討してもいいかもしれませんが、通学だと予備校に通っているという安心感からあまり自分から積極的に勉強することができない可能性があります。

そのため、通常のインプットやアウトプットは独学でやりつつ、模試や苦手な科目だけ予備校を利用するという利用の仕方をオススメします。

資格予備校では資料請求をすることができますので、まずは資料を請求して自分が求めている講座があるかみてみるのがいいでしょう。

僕もいろんな予備校に資料請求して比較していました。

模試は基本的に全て受けるようにしていましたね。

3.さいごに

これから資格をとろうと考えている方に向けて、資格勉強をする際に考えてほしいことや予備校の利用の仕方について解説してきました。

勉強方法には正解がありませんので、独学がいいか、予備校がいいかは人それぞれですが、自分にあった勉強方法で資格勉強をしてみてください。

ではまた