【経験者が語る】スタートアップへの転職ちょっと待った

「スタートアップ企業が最近注目されているけど実際どうなの?」

「いろんな仕事をやりたいからスタートアップ企業に転職したい」

こういった方のためにスタートアップ企業に転職する際の注意点について解説していきます。

結論から申しますと、スタートアップ企業への転職はやめておいたほうがいいですよ。

目次

・スタートアップに転職する際の注意点

・スタートアップに転職した方がいい人の特徴

・スタートアップに転職することをオススメしない理由

・スタートアップに転職する際の注意点

今の会社に不満を抱えていたり、自分のキャリアを考えて転職を考えている方も多いですよね。

今は大手企業でも安定してるとは言えない時代になってきて、ベンチャー企業やスタートアップ企業への転職を考えている方も多いのではないでしょうか。

外から見ていると「楽しそうだな」「成長できるかも」と輝いて見えるスタートアップ企業ですが、スタートアップ企業のことをよく調べずにイメージだけで入社すると、思っていたのと違う・・・と感じることになりますよ。

そこで、スタートアップ企業への転職を考えている方に向けて注意点を解説していきます。

スタートアップ企業への転職の注意点は次の3つです。

・給料は上がらない。

・激務

・不安定

【給料は上がらない。】

年収UPを目的に転職を考えている方も多いでしょう。

年収UPを目的に転職しようとしている方はスタートアップ企業への転職はやめた方がいいです。

スタートアップ企業はお金がないことが多いです。

スタートアップ企業の社長は大手コンサル会社等の大手企業で働いた経験がある方が多く、やりがいを求めて起業しているケースがほとんどです。

また会社を作った創業メンバーも社長の知り合いであることが多く、そのほとんどが既にお金をもっているか、別に収入源がある方がほとんどです。

したがって、自分がお金をもっている分、従業員のことをあまり考えていないことが多く、また事業としても成長初期、又は成長途中であるため、利益がそこまで多くありません。

従業員の給料は会社の利益から出るわけですから、会社の利益がない状態で給料をたくさん払うことはできませんし、社長や創業メンバーの方は自分がお金をもっている分、従業員へ還元しようという気持ちがあまりないのが事実です。

したがって、転職でスタートアップ企業に入社しても前職同じくらいの給料か、下がるかのどちらかになります。

年収UPを目的に転職を考えている方はスタートアップ企業への転職はやめておいた方がいいでしょう。

【激務】

大手企業やそこそこの規模の中小企業は仕事の住み分けがしっかりされていますから、自分が担当する仕事はだいたい決まっています。

大手企業であれば部署があるのが普通ですし、中小企業でも部署があったり、部署がなくてもなんとなく部門が分けられていますよね。

しかしスタートアップ企業は従業員が少なく、部署で仕事を区切っていては仕事が回らないため、様々な仕事をすることになります。

エンジニアが経理や人事を兼任していたり、バックオフィスと称して人事、法務、財務を全て行なっていることがほとんどです。

もちろん、様々な仕事を経験できるといえば聞こえはいいですが、一人で3~4部門を兼任すると単純に仕事量が3〜4倍になりますよね。

残業するのは当たり前ですし、残業しないと仕事が終わらないことがほとんどです。

僕がいたところでは月80時間程度残業がありましたし、法務の仕事だけでなく、人事や経理の仕事もやる必要があり、身体を壊してしまいました。

転職を考えている人は、前職と同じ職種が良かったり、前職とは違う職種を希望していても3〜4部門も兼任することは考えていないと思います。

自分がやりたいことが明確にある人はスタートアップ企業への転職は一度考え直した方がいいでしょう。

【不安定】

もちろんスタートアップ企業でも将来的には上場したり、大きくなったりする可能性もあります。

しかし会社が上場するには一般的に10~15年かかりますし、大きくならない可能性の方が高いです。

社長や創業メンバーはすでにお金をもっているわけですから、会社が上場すればラッキーぐらいにしか考えていない方もいますし、上場ではなく、事業を売り払って自分だけ儲けようという方も多いです。

会社が小さいうちは制度がほとんどなく、働き方もめちゃくちゃなんてことも珍しくありません。

制度が整っていないと、昇給しなかったり、福利厚生が全くなかったりと非常に不安定になります。

転職を考えている人は現状を変えたいと思っているはずですよね。

今の会社で毎年昇給したり、福利厚生がしっかりしている人はスタートアップ企業に転職するとこの不安定さに驚くことでしょう。

今の会社に不満があったとしても、きちんと毎年昇給したり、福利厚生がそれなりに整っている会社にいる方はスタートアップ企業への転職はやめておいた方が良いでしょう。

・スタートアップに転職した方がいい人の特徴

スタートアップ企業へ転職する際の注意点を解説しましたが、いかがだったでしょうか。

「じゃあスタートアップ企業に転職するメリットってないんじゃないの?」

と思われた方がほとんどだと思います。

しかし、もちろんスタートアップ企業でしか経験できないこともありますし、スタートアップ企業で働くことのメリットもあります。

本項ではスタートアップ企業に転職した方がいい人の特徴を解説します。

スタートアップ企業に転職した方がいい人の特徴は以下の3点です。

・刺激が欲しい人

・お金をある程度もっていて年収を気にしない人

・将来起業を考えている人

【刺激が欲しい人】

スタートアップ企業で働くと、日々刺激を受けることができます。

毎日トラブルがあり、毎日新しいことをしなければなりませんから、退屈することはありません。

起業が初めての人が社をやっているケースがほとんどですし、社長や創業メンバーも自分が経験してきた分野しか詳しくなく、他の分野に全く詳しくないことjも多いため、毎日トラブルが起きますし、そのトラブルに毎日対処する必要があります。

また、会社ができたばかりだと、会社の方針が定まっていないことも多く、様々な事業にチャレンジしますから、が次から次にでてきますし、毎日新しいことに挑戦することができますよ。

今の会社が退屈で刺激が欲しい、新しいことにチャレンジしたい!と考えている人にとってはスタートアップ企業はぴったりです。

【お金をある程度もっていて年収を気にしない人】

何か新しいことチャレンジしたい、自分のスキルを上げたいという方にもスタートアップ企業はオススメです。

スタートアップ企業では部署の垣根がないため、一人でいろんなことを経験することができますし、自分がやったことのない分野についてのスキルや知識が身につきます。

スキルをたくさん身に着けるという点においてはスタートアップ企業ほど適している会社はありません。

ただし、注意点でも紹介したよう年収UPは望めないため、お金をある程度持っている人や年収にこだわらない人限定です。

【将来起業を考えている人】

スタートアップ企業は会社ができてから成長するまで一通り経験することができるため、将来起業を考えている人にとっては非常に勉強になります。

特に会社ができてからすぐに入社することができれば、自分が起業するときに何をすればいいか、どうやって会社を成長させれば良いかを一から学ぶことができます。

社長とも身近に話すことができますので、相談に乗ってもらったり、社長が起業したときの苦労話や考えていることを第一線で聞けることは非常に役に立ちますよ。

・スタートアップに転職することをオススメしない理由

スタートアップ企業に転職する際の注意点を紹介しましたが、普通に転職を考えている人にはスタートアップ企業に転職することをオススメできません。

年収も上がらない、仕事量は増える、福利厚生も何もない・・・といいことはありません。

もちろん上記で書いたようなメリットもありますが、メリットよりもデメリットの方が大きいのが現実です。

スタートアップ企業へ転職することを考えている人の参考になれば幸いです。