こんにちはヤコマです。
今回はベンチャー企業への就職転職はありかというテーマでお話していきます。
そもそも「ベンチャー企業って何?」という方もいると思うので、ベンチャー企業についてちょっとだけ説明します。
ベンチャー企業とは
革新的なアイデアや技術を元にして、新しいサービスやビジネスを展開する企業
と定義されていいます。
と言われてもイメージが湧かないですよね。
具体的には、CMでよくみるメルカリやラクスルのようなこれまでにないサービスを提供している企業ですね。
ではそのようなベンチャー企業に就職転職することはどうなのでしょうか。
ベンチャー企業に就職転職することはアリかという観点から解説していきます。
目次
・大企業も安泰ではない
・ベンチャー企業に就職、転職するメリットデメリット
・各種就職転職サービスの利用
・自分で開拓する
1.ベンチャー企業という選択肢
結論からいうとベンチャー企業に就職転職することはアリだと考えています。
■大企業も安泰ではない
就活転職活動では名の知れた大企業をリサーチし、大企業で働きたいと考えている人が多いと思います。
また、両親や周りの人も大企業に入って欲しい、大企業で働いている人はすごいと考えていると思います。
しかし、昨今では大企業であっても倒産したり、利益が芳しくなかったりしており、また、働き方も変化し、自由に働けることを求める人も増えてきました。
もちろん大企業は安定して今後も潰れない可能性が高く、給料も安定して上がっていくでしょう。
ではベンチャー企業はそうではないのか?
というとベンチャー企業でも大企業に匹敵するぐらい大きくなったり、高収入が期待できる企業が増えつつあります。
例えば、最近上場して話題になったメルカリもその一つです。
そこでベンチャー企業に就職転職するメリットデメリットについて解説していきます。
■ベンチャー企業に就職転職することのメリットデメリット
(1)ベンチャー企業に就職することのメリット
ベンチャー企業に就職転職することのメリットとしては
・ビジネスの流れがわかる
・自由に働くことができる
・最新の技術に触れることができる
・ストックオプションがもらえる 等
が考えられます。
①ビジネスの流れがわかる
まずベンチャー企業のメリットとして考えられるのはビジネスの流れがわかるということです。
ベンチャー企業は従業員の数が少ないため、自分の専門業務以外の業務を行なったりすることもあります。
また、ワークスペースが部署毎にはっきりと分けられておらず他の方が行なっている業務内容を見ることができます。
大企業だと、数百〜数千の従業員が所属しており、部署毎にワークスペースがしっかりと分けられています。
また、自分の専門業務だけを行っていればよく、また他の部署の人がどんな業務をしているかわかりません。
そのため、自分の業務については専門性を高めることができますが、ビジネスを知るという点においてはベンチャー企業の方が向いていると思います。
②自由に働くことができる
次に自由に働くことができます。
大企業では細かく決められた社内規則に従い、マニュアルにしたがって業務を行います。
指示に従えば利益がでるような仕組みが確立されているのです。
また、組織もピラミッド構造となっているため、上司がいて部下がいてという状況が普通ですよね。
一方でベンチャー企業では、基本的に社内規則が確立されていないことが多いです(確立されていたとしても緩いor流動的)。
また、業務マニュアルも確立されていないことも多いです。
経営者や従業員の年齢も若く、比較的フラットな業務環境だと思います。
そのため、ベンチャー企業の多くは、自由に仕事をできる環境にあります。
リモートワークがベンチャー企業では認められていることが多いため、家にいながら仕事をすることができるのもいいですよね。
③最新の技術に触れることができる
ベンチャー企業は革新的なアイデアを元に今までにないサービスを提供することを目標としています。
もちろん新しいサービスを提供することを企業理念に掲げている大企業も多いです。
しかし、現実的にはこれまでのサービスのアップデートが多く、目新しいサービスはあまりみませんよね。
一方でベンチャー企業は社会に求められているサービスを探し、考え、実現することを最初から目的としています。
そのため、革新的なサービスが生まれやすいと考えられます。
また、大企業と合弁会社を設立したり、大企業とコラボしたりすることで新しいサービスを生み出すのもベンチャー企業ならではですよね。
ベンチャー企業では最新の技術に触れることができるため、日々刺激を受けて仕事をすることができるかもしれませんね。
④ストックオプションがもらえる
ベンチャー企業ではストックオプション制度を導入している企業も多いです。
IPOを目指していない会社は導入していませんが、IPOを目指している会社はほぼ間違いなくこの制度を導入しています。
ストックオプション制度は従業員のモチベーションをUPするために導入される制度となります。
詳しい説明は省きますが、上場するタイミングで自社の株式を元々決められた価格でもらうことができるため、上場後株価が上場したときに売却することで非常に高い利益を得ることができます。
ストックオプション制度は、将来の資産形成にもなり、非常に魅力的な制度となっています。
(2)ベンチャー企業に就職転職するデメリット
ベンチャー起業に就職転職するデメリットとしては
・給料が低い可能性がある
・経営難になる可能性がある 等
が考えられます。
①給料が低い可能性がある
ベンチャー企業は給与体系等が確立されておらず、また資金もそこまで潤沢ではないため、給料がそこまでもらえない可能性は十分にあります。
但し、ベンチャー企業の成長は早いため、事業が伸びれば給料にも反映される可能性が高いです。
また、上記で述べたようなストックオプション制度もあります。
多くのベンチャー企業は大企業と異なり、実力主義となっています。
仕事で成果を出すことができれば給料が上がりやすいため、最初の給料が低いことはそこまで問題ではないかもしれませんね。
②経営難になる可能性がある
ベンチャー企業は大企業と異なり、新しいサービスを提供していくわけですから、安定的に利益をあげることができる事業を保有していません。
そのため、開発中のサービスが頓挫したり、資金難になった場合には経営難に陥る可能性も否定できません。
但し、ベンチャー企業にも事業が安定してくる時期があり、就職転職する時期をしっかりと判断すればこのようなリスクを避けることはできると思います。
2.ベンチャー企業に就職転職するためには
上記のようにベンチャー企業で働くメリットは十分ありますので、ベンチャー企業への就職転職も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
ではベンチャー企業に就職転職するためにはどうしたらいいでしょうか。
①就職転職サービスを利用する
これが一番手っ取り早いですかね。
就職転職サービスはベンチャー企業の求人も保有しているため、気になっている方はエージェント等に相談してみてはいかがでしょうか。
②自分で開拓する
ベンチャー企業は資金力があまりなく、求人を掲載する費用を捻出できない会社も多いです。
会社のHPは間違いなくあると思うので、自分で問い合わせてみるのも手ですね。
自分で探すときは、以下の点を意識してみるといいかもしれません。
・これから伸びるサービスを開発しているか
・自分が使ってみたいと思うサービスを開発しているか
・経営者の経歴
以上の点がしっかりしているとこれから伸びる可能性は十分にあります。
そこにプロパーとして入ることができればIPOしたときや成長したときに大きな経験や収入を得ることも可能だと思います。
3.まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はベンチャー企業に就職転職することについて書いてみましたが、意外とメリットも多いのでは?と認識していただけましたでしょうか。
今ベンチャー業界は急成長しており、これからも成長しつづけることが予想されますので、これから就職転職することを考えている方は選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。
次回はベンチャー企業に就職転職したあとのキャリアについて書きたいと思います。
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